k-matsukawa516’s diary

野良猫のTNR活動

アイリン

9月18日午後2:40に、眠る様に亡くなりました。キジトラ、メス、2歳。

原因は不明です。

下半身が動かなくなり、レントゲンを撮りましたが異常無し、11日からフードを食べなくなりました。

基本的に延命治療はしません。私自身の時も一切の延命治療は拒否します。

ストレスを無くす為、一室に入れ好きなマグロやチュールを与えましたが、やがてそれらも受付無くなり最後は水を少しだけ飲みました。

亡くなる2日前から失禁をしたので、暖めたタオルで清拭をして優しくマッサージをしました。下半身の拘縮が進み、最後は頭だけ動かしていました。そうして、眠る様に息を引き取りました。顔は安らかでした。

この子は、かなり前から1人暮らしの高齢者女性が餌をやり50匹以上猫を無責任に増やしている場所でした。餌の絶対量が足りない場合、猫は拡散します。が、生まれたばかりの子猫は母猫しか頼れない訳で、そこで暮らすしかありません。結果的に病気になっても放置され悲惨な結末になります。運良く生き延びてもあらゆる病気と共に生きていくわけで、病気の猫が子猫を又産むという悪循環が続く事になります。

埼玉県から依頼があり、もう1人の動物愛護推進員と、私と仲間と、そもそも依頼して来た近隣のボランティアさんと一緒にTNRをしました。

結末、子猫9匹引き取ったウチの1匹がアイリンでした。懐かない、フードを食べない、鳴かない、遊ばない子でした。高齢者は、ラーメンの汁にご飯や、カリカリを混ぜて与えたいたそうです。

アイリンの頭を撫でると、グッと上に持ち上げてくる仕種だけが唯一の私とのコミュニケーションでした。

刺身や鳥や、焼き魚が大好きで我が家で1番のグルメでした。夫も、アイリンだけは特別扱いでテーブルに乗せてお裾分けをしていました。

アイリン、忘れないよ❗️