天使が天国へ
こんなに小さいのに
母猫と暮らしていたのに
餓死だなんて信じられない。
餌やりはもう、埋める場所が無いから私に埋めて欲しいと言った。
どれだけの仔猫を死なせてきたのか?
ゴミ屋敷の餌やりから、死にかけている子猫がいるので助けて欲しいと依頼が有り、迎えに行った。
ほんの1時間もしないうちに私の手の中で冷たく固くなって来た。
顔は未だ暖かいので、撫でていたが完全に呼吸が止まってしまった。
そして、天国に旅だった。
石楠花やオオデマリや、庭に咲く花で顔の周りを飾った。顔を撫でいたら、ノミが目の周りに出て来たので、庭に埋葬した。
可愛い、小さな命を助ける事ができなかった。
君は名前もついていなかったね。
ごめんね。
ごめんね。
ごめんね。