育児放棄
自然界の動物は、産んだ子が育たないと分かれば我が子を殺したり、放棄する。
有る農家の多頭飼育の現場の猫は、餌やりさんがいるのだから単なる育児放棄だとおもっていた。生まれては、死に、生まれては死んで逝ったと、餌やりさんは言っていた。
野良猫の一生は、その日その日に餌を食べられるか、敵に襲われるか、人間に虐められるか、安心して寝る場所を確保出来るか其れらに尽きる。
亡くなった子猫のおなかには、虫が一杯だったとミルクボランティアさんから連絡があった。
母猫自身、餌の絶対量不足、多頭によるストレス、度重なる妊娠で疲弊していたのだろう。
亡くなった子猫も哀れだが、母猫も哀れだ。
不幸の連鎖を断ち切るには、絶対にTNRしか無いと思った。