つくしが来てから
2011年につくしが我が家に来ました。
私はそれまで、猫が苦手というか嫌いでした。飼った経験が無いのと犬の方が好きでした。が、つくしは昨日も書きましたが、お利口さんで私が落ち込んでいる時じっと私の顔を見て、どうしたの?という仕草をするのです…そう見えただけかも分かりませんが…
私が眠れない時も寄り添ってくれました。そしてこうして寝るんやでと、言わんばかりに丸ーく丸ーくなって寝ます。アンモナイトの様に。
つくしに癒されて辛い現実から救われる日常が戻ってきました。
猫がいると、他所から猫が寄ってくるのです。
なんかこの辺野良猫が多いなあと気付きました。暖かくなる頃から夜猫達が大騒ぎが始まりました。
この辺りは田舎で、お隣さんが少し離れています。お隣さんは高齢のシズちゃんというおばあちゃんです。同姓が多く名前で呼び合います。
シズちゃんは優しい方です。1人暮らしです。捨て猫に餌をやり、どんどん増えていたのです。
その内に我が家に、子猫やその親猫がやって来る様になりました。
ある日、サツマイモの葉の中にグッタリした2匹の茶トラの猫がいました。
最初知らんぷりしていました。雨が降って来ました。それでも2匹はじっとしています。
夫に言うと、病気とちゃうか?と言うので恐々サツマイモの葉っぱから、茶トラのグッタリしたオス猫を抱き上げました。
これが私の猫の保護の始まりになるとは全く考えていませんでした。