k-matsukawa516’s diary

野良猫のTNR活動

仔猫を保護するという事

 過去3年から現在まで、100匹以上の仔猫の譲渡をした。今回が大変だったのは、重症の風邪をひいたミルクを飲む仔猫が一度に10匹いた事と、その次に来た3匹があらゆる病気を持ち、次々に感染した事だった。今も猫カビに半数感染し治療している。

 きっと私と同じような経験をなさっている方が沢山いると推察する。大きな愛護団体でも無く、寄付に頼るでも無く単に個人的にポケットマネーでしている苦労は不安が尽きない。ネットで仔猫の譲渡をしている他の方々の内容を垣間見てこの方も苦労されているな!と感じる時が有る。それでも仔猫たちが元気でいてくれれば譲渡のスピードも上がるし、不安が減っていく。

  野良猫に対する補助金は有るが、仔猫に関しては無い。少しでも安くて、良心的に医療を提供して下さる動物病院へ行く努力をしている。ワクチン1つとっても、値段がバラバラだ。遠くても少しでも安い病院に行っている。

 餌は1番良質なカリカリを与えている。以前は無知で、安価なカリカリを与えていた。それは駄目だと知人に教えられた。成長期に良質な餌を与えようと考えを変えた。ウエットフードは高いし、下痢を起こす仔猫がいれば与えない。猫砂も沢山いる。

 医療費、餌代、猫砂代のうち1番の悩みは医療費だ。私は人間に対してももそうだが、無駄な延命治療は一切しない。痛みの緩和はお願いする。

 考え方の違いは多々有りせっかくの調和が崩れ解散した愛護団体もかなり有ると聞く。こういう私もその1人で残念な結果に終わった。  目的は、野良猫の避妊.去勢手術をして、可哀想な仔猫を増やさないという一点なのだが…

何とか横糸を張れないかなといつも思う。個人的な輪が広がり大きな力になれば、継続可能な

保護活動が出来ると信じている。1人のカリスマが率いる団体は、素晴らしいがそのカリスマ無くして継続はどうなると何時も考えている。

 人生においても自己完結を目指している。何も残さず、ひっそりといつか消えたい。彼の地で待っている大切な人達に会えればそれで良い!