k-matsukawa516’s diary

野良猫のTNR活動

TNRの下見

 TNRは、先ず下見からします。状況は千差万別です。何回か経験すると、咄嗟の判断が出来ます。

 餌やりさんからの依頼そのものであれば協力を得られるので、直ぐ日程の調整が出来ます。今回の場合はに有る会社の敷地内に居る猫に、餌やりさんが金網越しに餌をやり、それを見ていた方からの依頼です。

 大きな会社の敷地内は、駐車場と倉庫と資材置き場なっていて、誰でもそこに入る事は出来ません。事務所にお伺いして、猫がいる事(三毛猫がいるのでメス)避妊、去勢手術をさせて欲しいと、直ぐに伝えました。受け付けの方は本体の管理事務所に連絡して下さる事になりました。

 事務所の入り口にも、キジトラの猫がいました。(多分ここで餌を貰っているな!)私は、名を名乗り、彩の国動物愛護推進員の身分証を提示しました。野良猫の引き取りはしていません。手術をして元に戻させて欲しい、野良猫の寿命は5年から長くて10年なので命を全うさせて頂きたい。これ以上可哀想な猫を増やしたく無いのでよろしくお願いします。と、お願いしてきました。後は、連絡を待つだけです。

 TNRの原則は直ぐする。全部する。最後までする。私はこれを知った時、愕然としました。以前所属していた猫の会は、直ぐしない。全部しない。最後までしない。でした!猫の会が、やり残したTNRを私を含めて3人でしています。

 無知だと間違いをします。間違いを繰り返さない事が大事です。全て、可哀想な野良猫を増やさない為です。野良猫の生涯は過酷です。